2011年02月28日
呉竹医療専門学校では、時代に適した新しいタイプの医療人を社会に送り出すため、さまざまな取り組みを行っています。これまでに特徴的な授業や特別講座などについては、このサイトでも適宜紹介してまいりましたが、今後は、本校の活動を最前線で支える教員にもスポットを当て、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師及び柔道整復師を志したきっかけ、免許取得後の経歴及び皆さまへのメッセージなど、教員の生の声をお届けいたします。このことによって、本校の活動、資格、職業について理解を深めていただければ幸いです。
今回は、柔道整復科の奥脇栄治(おくわき えいじ)先生です。
【略歴】
「手当て」による心身の癒しに関心を抱き、平成7年本校の姉妹校である東京医療専門学校の柔道整復科に、翌年に鍼灸あん摩マッサージ指圧科に入学。幅広い年齢層、多彩なプロフィールをもつクラスメートたちに刺激を受けながら通学した。免許取得後は整形外科クリニックに勤務し、医師の指導の下で様々な傷病に対するアプローチを実見する機会を得た。退職後は、施術所の運営を行いながら通院困難な方のために往療を行い、介護に従事する方々との交流を通じてその現場を身近に体験することとなった。平成22年4月より本校に勤務。
【柔道整復師に求められるもの】
柔道整復師は、接骨院、整形外科、アスレチックトレーナーの現場などにおいて運動器外傷に対する施術を行うほか、近年では通所介護施設等において機能訓練指導に従事するなど、様々なフィールドで活躍しています。こうした多彩な業務の中で、私たちは様々な社会的立場の年齢・性別を超えた方々と密に接することになります。そこでは治療家としての知識や技術だけでなく、良識ある市民としての人間性や社会性なども求められることになります。学生の皆さんはその点を忘れずに自分を磨き、苦学の末に晴れて免許を取得したあかつきには、一地域にありながらも理想を高く掲げたプロフェッショナルになっていただきたいと思います。
【志願者へのメッセージ】
医療、介護、健康産業、スポーツの現場など、手技療法の技術と知識を生かす領域は大変広く、将来に向けた大きな可能性があります。多くの仲間や先輩、そして信頼できる師との出会いを通じて、人間としても成長のできる分野です。「ひとのためになりたい」という志があれば、誰にでも、何歳になっても、学びの門は開かれています。卒前・卒後ともできるだけ多くの体験をして、その中から自分が真に輝ける世界を見つけて下さい!
卒業したらすぐに活躍してほしいから、呉竹医療専門学校では、Ⅰ部(昼間部)に全日制を導入。姉妹校(東京医療専門学校、呉竹鍼灸柔整専門学校)で培われたノウハウを生かして、効率よく国家試験対策を行いながら、在学中に臨床力を目一杯向上させるための授業を用意。Ⅰ部でトコトン勉強して、3年間で3歩先行く技術を修得。演習を中心とした実践的な授業で腕を磨けます。
働きながら効率よく資格を取得したい方。呉竹医療専門学校には鍼灸科と柔道整復科にⅡ部(夜間部)を設置しています。姉妹校(東京医療専門学校、呉竹鍼灸柔整専門学校)で培われたノウハウに基づく教育システムで着実に国家試験合格を目指します。学校附属の施術所の他にクリニックも併設されていて、卒後教育システムも充実しています。大宮駅西口から徒歩5分ですから通学も便利です(地図)。
当校は80余年の伝統ある呉竹学園のネットワークを生かした就業支援や生涯学習の場の提供を積極的に行っています。あなたも呉竹学園の一員となって、新しい時代を担う医療人を目指しませんか。